D-STARのターミナルモードアクセスポイントモードについて

まず、第一にOPC-2350LUをご購入ください。


PC側の下準備です。
そして、icomさんのホームページから制御ソフトのRS-MS3をダウンロードして、インストールしてください。
https://www.google.co.jp/search?q=RS-MS3W
ポート転送とポート開放(パケット許可)を設定しておきましょう。
UDP 40000 → RS-MS3をインストールしたPCのIPアドレス
TCP 10022 →  〃


一旦、本体側の設定に移ります。アクセスポイントモードの設定はこちら


標準画面

メニュー画面を呼び出し、4画面目に移動し、「DVゲートウェイ」を選択

DVゲートウェイのメニューの中から「ターミナルモード」を選択

fromが自局のコールサインで、画面下にターミナルと表示されていればOKです。

本体左側のDATA端子にOPC-2350LUを
差し込んでください。

ここからはPCの設定です。


インストールを終えていると、デスクトップにアイコンができていると思います。

ゲートウェイコールサインの部分に
「自局のコールサイン+スペース+任意の識別符号(A~F)」を入力。

「開始」ボタンを押します。
(終了するときは「停止」ボタン)

ひとまずの設定は終わりです。
環境によってはあっさりできてしまうと思います。


実際に運用してみるとこうなります。


終了させるときはPC側で停止させた後、本体側も操作します。


ターミナルモードの画面からメニューを押します。

通常モード一択なので、決定を押して終わりです。

 

以下はアクセスポイントモードの設定です。

 


といっても接続本体の操作はほとんど同じなのですが。
メニューから「DVゲートウェイ」を呼び出し、ターミナルモードではなく「アクセスポイントモード」を選ぶだけ。


ここからはアクセスする無線機(便宜上、子機とします)の設定です。
(今回はID-31を使用しますが、ID-51などでも操作に差がないはずです。)

仕様に際して、レピーターリストに登録しておく必要があります。
(とりあえずの利用であれば、親機(PC接続本体)を任意のレピーターの周波数に合わせてしまえば使えてしまうのですが、誤使用、誤作動しかねないので。)


標準画面

メニュー画面を呼び出し、2段目のDVメモリーを選択

DVメモリーメニューからレピータリストを選択

レピータグループの中で任意の地域を選択
(あるいはシンプレックスグループ)

レピータリストが表示されたらクイックメニューボタンを押す

クイックメニューの中から追加を選択

ネームに任意の文字を入力
上下キーで文字を選択、クイックメニューを押すと変換
(漢字はひらがな1文字で変換)
例:)桜→さを入力してクイックメニュー→その中から桜を選択

親機側のコールサインを入力します。
識別符号まで入力すること。
コールサインを入力後、GWコールサインは自動で入力されます。

グループは既に入力されているはず。
USE(FROM)を選択して、YESを選択

親機に設定した周波数を入力
DUPは+か-を選択。OFFではダメですよ。

オフセット周波数は0.000.00に設定
シンプレックスなので。

上記画面では上書きになってますが、<<追加書き込み>>を選択してください。

レピーターリストから自局を選択。
テストでならやまの自動応答を使っています。